【Unity Asset】iTweenがすごく便利だった

みなさんこんにちは
GMOメディアサービス開発部&Unity部の井田です。
今回はAssetのご紹介です。
本日ご紹介するAssetはコチラのiTweenです。
名前の通り、position、scale、rotationなどのプロパティを自由にアニメーション(Tween)させるAssetです。
さらに、色、フェード、音声のプロパティも操作可能です。 これだけのことが出来るにも関わらず、無料で使えるという点も素晴らしいですね。
結構有名かつドキュメントもありますが、以下で簡単な使い方を解説していきます。
使い方
まずはダウンロード
コチラからAssetStoreを開き、手順に従いダウンロード、プロジェクトのインポートをしましょう。
動かしてみる
以下のコードを記述しターゲットに装着します。
メソッドの説明
それぞれ指定位置、方向へアニメーションさせるメソッドです
このほかに、指定分だけ変化させる○○Byなども用意されています。
指定されたTweenを破棄します。
一時停止としたい場合は、Pause(再開はResume)を実行しましょう。
iTween.Hash("key", value, "key", value, ...)
といったように記述することで、アニメーションパラメータのハッシュを作成します。Javascriptの場合は通常のオブジェクトで代用可能です。
この他にも上述のプロパティや、任意のベクターを変化させonupdateで処理するといったことも可能です。
詳しい使い方はAPIドキュメントをご参照ください。
気づいたこと
- Colliderの入ったオブジェクトがアニメーション中に衝突すると一瞬はじかれてから元の軌道に戻る
そのまま突き進むわけではないので注意しましょう。 - 時間の単位は秒、ミリ秒ではないので注意です。
- oncompletetargetなど対象指定をする引数はすべてGameObjectです。
thisのままでは動かないので注意です。
- Stopではoncompleteは実行されません(当然といえば当然ですが)。
このように、本来であればUpdate内に複雑に記述される処理が1回のメソッド呼び出しだけで完結できます。
FlashのTweener、jQueryのanimateなどに慣れている人にとっては非常に扱いやすいのではないでしょうか。
Unity上でパスなどを設定できるエディタも公式で用意されているので、スクリプトが苦手な方はコチラも合わせてお試しください。
以下が『Visual iTween path editor』の紹介動画です。
それではまた~ノシ