スタートアップ出来なかった件

お久しぶりです。スタートアップ室改め サービス開発部の木村です。
5ヶ月ほど前に簡単な記事を一つ投稿してそれっきりになっていたのですが、その間つまり5~9月に行っていたことに関して一部紹介させていただきます。
弊社ではやれんのか!(こちら下部参照)という新規事業プランの提案コンテストが定期的にありましてそれに参加したところから話が始まります。
やれんのか!に参加したぞ!
今年の6月に行われた第4回やれんのか!に他の新卒二人とタッグを組んで夜遅くまでブレストを行い、新卒グループとして応募しました。
今もメンターとしてお世話になってるI氏を巻き込み終電ギリギリまで連日ブレストを繰り広げてました。
内容に関しては今見ると目を覆いたくなるような内容だったのですが(なので出しませんwが ニュース系のアプリを提案しました。)、勢いと熱意でやらせてもらえたのだと思います
やれんのか!の後に配属発表があり、その時に一人だけならやってもいいよ。と言ってもらえたので盛大にその席を取り合った結果最終的にじゃんけんで私がやれる事になりました。
スタートアップ室に移って始まったぞ!
ニュースというジャンルはそのままで企画をもう一度見直してみなさいと勧められたので、スタートアップを支援してくれるチームの島のどまんなかに引っ越しを行い、私のスタートアップは開始しました。
私のスタートアップ室として初めての活動としては、企画の練り直しを行うにあたって必要な情報を収集することでした。
そこで社内に緊急アンケートを取って情報の収集と行いました(約半日という強硬なスケジュールで行ったのですが7~8割の人に答えていただけました感謝!)。
そしてアンケートから得た結果を元に更にアンケートを行いヒアリングを進め、同時に競合調査を行いました。
下のような心理モデルを作ってみたりしました。
上長からは、これは本当はスタートアップ室前にやることだからな!とありがたい言葉を頂きつつマイペースに進めていました。
そうしてアイディアをまとめ、これならば結果を残せるという案を提出し納得してもらいました。
よしっ!ここから開発!・・・と思ったら
いいアイディア思い浮かんだ!と思ってもう実装に入って実現したかったのですが・・・
ちょっとこれは法律的にアウトではないかという話が出て、調査をしてもらったところNGになってしまいました。
そこから一週間、なんとか大丈夫な解釈に成らないかとなれない法律の条文や裁判の判例を引っ張りだして確認取ったり調査したりしていたのですが、やっぱり難しいということになりました。
0行進の巻
丁度8月の初旬のことだったのですが、でもここからまだ何とか出来る!巻き返せる!だって1個アイディア出たんだから次も出るさ!と思ってた時期が私にもありました。
3ヶ月でリリースまでこぎつけなければならなかったのですが、もう既に1月(実は6月も半分使ってブレストしてた)ことを考えると、何がなんでも1週間でなんとかしないといけません。
このサービスで世の中が革新出来るという確信を持てないままサービスのコンセプト(こうなってくると最早コンセプトと呼べるかどうかもわからないけど)を定め、ティザーページを公開して・・・人が来ない‥
実際は、Adwords使ってたんですけど人は来るけどコンバージョンしない。
毎日朝来てコンバージョンの数値に0が並んでいるのを見ると、まぁ凹むわけです。
それが日常になると0が並ぶのにも慣れてきてる自分がいることに気がついてまた凹むわけです。
で、それを思ってまた自己嫌悪という三段落ちになるわけです。
野球だったら嬉しいのですがやはり、現実をつきつけ続けられると堪えてきます。
まとめ
でもティザーの結果は、よくよく考えたら当たり前のことができてないので当然ですよね。
どうしたいのか、どう世界を変えてみせるのかを提示できないのですから、もしタイムマシンがあってその頃に戻れるとすれば、んな無駄なことやってないでもう一度ちゃんとヒアリングからやり直せと言いたいです。
そんなティザーを弄ってないでアイディアを練りなおしたらどうだ?ってね。
サービス運営を行うためには(実際には運営までたどり着けませんでしたが)、何がやりたいのかが見えないまま進んではいけない、ということがこのプロジェクトで学んだことです。
技術面でも、書いたコードはレビューされるようになりましたし、色々とお世話になったおかげで、以前自分が書いたコードを見た時に吐きそうになるというレアな体験をさせていただきました。
様々な知識と知恵を吸収してこれた3ヶ月で、今振り返ってみると貴重な体験だったんじゃないかなと思います。
また弊社は、当然審査はありますが、良いアイディアさえあれば何度でも挑戦して良いので、アイディアが浮かびしだい再挑戦してみたいと思っております
今後の抱負
最後に、開発者としての今後の抱負を述べて僕のスタートアップを終わりたいと思います。
今度配属になった部署では、私はスマートフォン向けのアプリを作成していくことになりました。
今後は皆さまのお手元に使い勝手の良いアプリをたくさん提供していけるように積極的にいろんなことを吸収して頑張っていきますので、よろしくお願い致しますm(__)m