開発合宿に行ってきたのでレポートするよ! in 房総半島

こんにちは、スタートアップ室の河野です。
今回エンジニア13人で2泊3日(※うち2人は日帰り)の開発合宿に行ってきましたのでレポートします。
告知:その日は突然やってきた
5月に入ったある日「2Qも開発合宿をやろうかな」このゆるいメッセージがco-meetingという社内の掲示板に突如掲載されました。
※GMOメディア社の2Qは4~6月を指します。
そこには、
- 人が集まればやるので希望を教えて
- 木曜・金曜・土曜の2泊
とだけありました。
どうやら前回の開発合宿の経験から土曜日を最終日にしたようです。そう開発合宿はかなり疲れます。若干悩みましたが土曜朝に帰れるのであれば業務にも家庭にもそれほど影響がないかなと思って、前回に続いて2回目の参加を決意しました。
事前準備:係を決めます!
開発合宿では宿の手配などいろいろとやらないといけない事があります。みんな日々の業務で忙しいため、今回は参加者が早いもの順で役割分担する事にしました。
なお担当として以下がありました
- 団長
- 軍師
- 勘定役
- 宿泊係
- 交通係
- 広報係
- 写真係
- 食事係
- 買物係
- 衛生兵
何をするのか不明な係もあったりしますが、どこからも文句は出なかったようです。
ちなみに私が気がついた時に空いていたのは団長と広報係だけでした。という事で広報担当となったので只今書いております。
当日までにこの分担通り宿や食事の手配がどんどん進んでいき、前回は山だったので今回は海!そしてなるべく近い場所という事で KANAYA BASE さんで開発合宿をする事になりました。
開発合宿へ
参加する人によって移動経路が違うのですが、前のめりな人達は前日に久里浜で前泊し早朝のフェリーで金谷まで向かう事に
もちろん移動中の電車でも開発
そして電波が届くフェリーでも開発
ちなみに今回訪れる千葉県富津市金谷には、金谷港があり三浦半島と房総半島を結ぶ東京湾フェリーが運行しています。
早朝の時間帯はゴルフに向かわれるシニア世代で賑わってました。ノートパソコンを開いている変な集団への冷たい視線があったものと思われますが、開発に集中しているので気になりません。
開発合宿スタート
金谷港からKANAYA BASEさんまでは徒歩数歩の距離ですが、施設に入れるまで少し時間があったので、散歩をしたりして時間を調整し現地へ移動。
到着後早速合宿開始です。
まずは団長のゆるい挨拶
次に注意事項の説明
施設が海に近いため、地震発生時の避難経路の説明がされました。皆さん行かれる際は参考にしてください。
次に各自が今回の合宿中にやる作業の発表を行います。
今回は各自がこの開発合宿のゴールを定めて最終日までに終える形式としました。
さーいよいよ2泊3日の開発合宿のスタートです。
開発風景
もちろん海に来たからにはやることは決まってます。でも海に入るにはまだ早いので
釣りをしながら開発
ハンモックに揺られて開発
皆さん赤い彗星の如く3倍の速度で開発が進んでいたようです。
あ〜、なんて素敵な開発環境。そんな開発合宿に行かせてくれる会社ってなんて素敵なんだ!
ごめんなさい。
2枚の写真は”つり採用”のための写真です。実際には釣り餌は付いてないし、ハンモックは腰が痛くなりそうなので諦めました。あと季節的にすごく心地良かったのですが、ちょっと太陽がまぶしすぎて長時間画面を直視できませんでした。
当日小道具として釣り道具を買ってしまうぐらいお茶目な人がいる会社に興味を持った方!コチラで人材募集しているそうですよ。
ちなみに実際の開発現場はこんな感じです
机の上には”お前らこれでも飲んでとことん頑張れや!”とプレッシャーを与えるが如く栄養ドリンクが山積みです。
さらに「俺はレッドブルとかが良いな〜」と言った瞬間、冷蔵庫から取り出される様々なエナジードリンクたち。なんだこの準備の良さ!
開発合宿は希望制です。こんな開発が好きな一部の変な人?だけが参加しております。
また休憩のタイミングで衛生兵が体操を実施。当初2時間おきくらいでラジオ体操する予定だったようですが、コレ1回だけでした。衛生兵は開発に没頭して忘れていたようですね。
なおKANAYA BASEさんで作業出来る時間は23時までという制限がありました。なので作業が終わらない人は宿で作業続行です。
布団に入りながら作業する人
深夜のエントランスで作業する人
皆さんノートパソコンさえあれば、そこが開発現場となるようです。
こんな感じで2泊3日の開発合宿はあっという間に終わってしまいました。
まとめ
今回も参加者全員のKPTをまとめました。開発合宿に参加する人によっていろいろな意見があります。是非開発合宿を検討する際の参考にして頂ければと思います。
Keep(良かった)
- 波の音・潮の香りなどは良い刺激になった
- 夜中まで互いに集中して作業できる場所が確保できたのは良かった
- 土曜の午前解散は土日に体力回復できてよかった
- 係を全員に分担したのはそれぞれお客さんではなくて当事者意識がでて良かった
- 電話が来ない、MTGがない、空気が良い、環境を変えるとやはり良い
- 宿のお風呂は温泉でそこそこ気持ちよかった
- ネタコーディング写真がとれたのは広報的に良かった
- 一人ひとりのスペースが広く快適だった
- 津波係の案内で安心できた
- セブンイレブンが近いので美味しいコーヒーが気軽に飲めた
- ジャージとかダラしない格好でも誰も気にしないので、リラックスしながら作業できた
- 1人になって作業できるExtra集中タイムが作れたの良かった
- 謎のベンチャー気分を味わえた
Problem(問題点)
- ショルダーバッグだとMac2台+もろもろは肩に来た、まだ痛い
- 最終日、みんな起きてこなさすぎ。宿で朝ご飯が出ないとダメだ
- ご飯やお風呂など、宿と作業スペースが一体なら、もっと効率的にコードが書けたはず。
- スペース利用者の出入りやお子様の乱入など、第三者の出入りがあると集中が途切れる
- 宿に戻った後の環境がよろしくなかった
- コンビニが近くにありすぎて、何度も通ってしまい作業を中断してしまった
- 金谷に向かうまでの移動時間が長かった
- ワールドカップ開催期間とかぶってしまった為、常に気になってしまった
- 事前にやることをゆるく計画してしまったので、もう少し計画を立てておく必要があった
- メール対応等が必要な社内調整があった
- 蚊対策できてなかった
- モニタがノートのみなので、ストーリーボードとか使った開発が結構辛い
- ネット環境が貧弱で、テザリングだとIPがコロコロ変わってしまいアクセス制限が掛かってる環境だと厳しかった
- 栄養剤がとても重かった
- トイレ横で人が通ると気になる時があった
- 海が好きすぎて波の音にこころが揺さぶられるため、イヤホンをしなければならなかった
- ネットが遅かった(光と聞いててもあまり参考にならない?)
- トイレが綺麗であってほしい(ウォッシュレット付き)
Try(次回改善点)
- 夏場は防虫グッズも必要
- 作業環境の椅子と机にこだわりたい
- やはりコンビニが遠い山奥が良い、隔絶感が必要
- モニタや栄養剤等を郵送
- 移動時にコーディングが出来ないので近場にする
- 荷物はショルダーじゃなくてガラガラを使う
- トイレ事情を事前に確認する
- 寝る場所と作業場を近くにして何時でも開発出来る場所にする
- 通常の2倍くらいのボリュームのタスクを洗い出しておく
- ラヂオ体操的な物をやる
- wifiとLTE,Wimaxを確認
最後に
GMOメディア社の開発合宿は普段は違うサービスを担当しているメンバーが同じ場所で開発し寝食を共にするスタイルです。あまり交流がないメンバーとも合宿を通じてお互いの事を深く知るいい機会となりました。
さて、次回はどこで開催されるのでしょう?