新卒2年目の2人がGoogle I/O 2016 に行ってきた話

こんにちは。新卒2年目エンジニアのT.Sです。
今年のGoogle I/Oには、弊社からはエンジニア1名(私)とデザイナー(私の同期)の2名で参加させていただきました!
前回弊社のエンジニアがGoogle I/Oに行った際のレポートはこちらです。
私の同期は最初の抽選の時点で当選していたのですが、私には最初の抽選では「残念ながら外れてしまったよ!」みたいなメールが届いていたので、Google I/O Extendedに参加しようと思っていました。
しかし、開催の10日ほど前に突然、「待っててくれてありがとう、当選したよ!期日までにチケットの支払いを済ませてね!」というような内容のメールが届き、こんなに突然の出来事にもかかわらず行かせていただけることになりました。
前日
開催前日に事前受付があるので、前日にサンフランシスコに到着しました。

I/O会場への移動
二人とも初めてアメリカの電車に乗ったので切符の買い方に若干戸惑いつつも、なんとかMountainView駅に到着。 そこからはGoogle I/Oの無料のシャトルバスに乗る…予定だったのですが、1時間待ってもなかなかバスが来ず…。 歩いて行くには遠すぎるので、結局、Uberを使ってI/Oの会場まで移動することにしました。
最初に呼んだUberは「バス停のところには止まれないから広い通りに出てきてくれ」という電話が掛かってきましたが、2分しか待ってくれないのでUber車両を見つけた瞬間に走り去ってしまい、キャンセルせざるを得なくなりました…。 しかし、2回目は広い通りに出てから呼んだので、無事にUberに乗って会場まで行くことが出来ました。
Uberに乗った後に気づいたのですが、バス停から少し離れたところにGoogle I/Oのシャトルバスらしき車両がとまっていました。 あれはなかなか気づきにくいので、シャトルバスのスケジュールのところにバスがとまる座標などを書いておいて欲しかったです。。
事前受付
事前受付は時間が遅かったからか、ほとんど並ばずに受付することがきました。 受付では、事前にメールで届いていたQRコードとパスポートを見せると、その場で写真を撮られ、その写真付きのバッジが発行されます。 会場に到着するまでが大変だったので、この時点でようやく、これからGoogle I/Oが始まるんだな…という実感が湧いてきました。

事前受付時にもらえたもの
事前受付時には、以下の物がもらえました。
- Google I/O Tシャツ
- Cardboard
- 日焼け止め
- I/O サングラス
- 多機能 Hear wear
- 水筒

日焼け止めとサングラスは、Keynote会場が野外だったのと、セッション会場で長い時間並ぶことが多かったので、とても役に立ちました。 また、会場にはそこら中にウォーターサーバーが設置されていたため、水筒もとても役に立ちました。

1日目
1日目はI/Oの会場が朝の7時にオープンするのと、7:30から朝食が開始するとのことだったので、ホテルから会場まで出ているシャトルバスの始発(7:00)に乗って会場まで行きました。

朝食
朝食は、ドーナツやフルーツなどを自由にとって食べるような感じでした。 また、コーヒーやお菓子などもありました。


Keynote
朝食を食べ終わる頃には、いつの間にかKeynoteの待機列が出来ていました。

1時間ほど待ち、ようやくKeynote会場の中へ!

Keynoteの開始前はスマートフォンから会場のスクリーンにペイントしたり、紙飛行機を折ってスクリーンの中に飛ばしたりするWebアプリで遊んだりすることができました。 人が多すぎてほんとに自分が描いているものなのかは全く分かりませんでしたが、面白かったです。


今回の発表では、Google Assistantという概念や、それを利用したGoogle Homeというスマートホームのプロダクト、さらにAlloという会話をサポートするメッセージングツールやAndroid Studio 2.2、Firebaseなど、さまざまなものが発表されました。

個人的にはAndroid Studio 2.2の新機能であるAPK AnalyzerやTest Recordingが気になったのと、FirebaseのクラッシュレポートやAnalytics、Notificationsが無料かつ無制限で利用できることのことで、とても驚きながらもワクワクしていました。

いつもはライブストリーミングで見ていた映像を実際に現地で見ることができ、とても感動しました。
セッション
セッション会場では、思った以上に長蛇の列ができており、並びすぎて会場に入れないことも。。 セッション会場に入れず、外でライブストリーミングを見ている方もいました。

会場から会場までが遠かったり、非常に暑い中並んでいることが多かったりと、思った以上にハードでした。
Firebase
私は主にAndroidとFirebaseについてのセッションを聞きに行きましたが、今回個人的に一番大きな発表だと思っている新しいFirebaseについて少し説明します。Firebaseとは、Android、iOS、モバイルウェブ開発向けの統合アプリ プラットフォームで、AnalyticsやGoogle Cloud Messagingなど、多くのGoogleサービスがこのFirebaseに統合されました。
また、今回Firebaseに追加された新しいプロダクトのほとんどは無料で制限なく使うことができるようになっています。
Firebaseは非常に強力なツールであると共に、Google Developersの公式ブログでも書かれている通り、今後もGoogleが力を入れて新しい機能の追加などをしていくと考えられます。
そのため、弊社でもFirebaseのいくつかの機能の導入に取り組んでいこうと考えています。
コンサート
初日の夜にはコンサートがあり、会場は大盛り上がり。 コンサートは22時まで行われ、無事に一日目を終えました。

2日目
2日目は、1日目の教訓を得て、セッションに入れなかったときのために次に入るセッションを決めておくなどしたので、無事にセッション会場に入れることが多かったです。 また、会場によってはフィジカルWebを使ってURLが配信されており、そのセッションに関する内容をSpacesで共有することができるようになっていました。

Google Play Musicブース
会場にはいくつかのブースがありましたが、特に面白かったGoogle Play Musicのブースを紹介します。

音楽を聴きながらVRの映像を楽しめるものを体験することができたり、壁一面にイヤホンジャックがあって、そこに挿すとそれぞれ違う音楽が聴けたりするものがありました。

VRは傍からみたら、何をしているのか全然分からないのですが、実際に体験してみるととても面白かったです。

After Hours
初日はコンサートがありましたが、2日目にはAfter Hoursがあり、1日目のコンサートに続き、とても盛り上がっていました。

3日目
3日目は16:00までセッションがありましたが、初日や2日目とは違い、並ばずに入れることが多かったです。 たまたま会った日本人の方に話を聞いたのですが、途中で帰ってホテルで休んでいる人などもいたようです。 その方にGoogleのグッズが売っているGoogle Merchandise Storeが近くにあるという話を聞いたので、セッションが終わった後に行ってみました。
Google Merchandise Store
Google Merchandise Storeの近くには歴代のAndroidのお菓子がありました。

また、中に入るとGoogleのTシャツやバッグなど、さまざまなグッズが用意されており、レジには長蛇の列ができていました。


GBIKE
GBIKEと呼ばれるGoogleの敷地内で自由に使える共有自転車がありました。
Google Merchandise Storeにもそれらの自転車が置いてあったのですが、ストアから出たときには既に無くなっていました。


Google Street View Car
ストアの近くにStreet View Carが置いてありました。

Self-Driving Car
Googleの自動運転車、Self-Driving CarもGoogle Merchandise Storeに行く途中でたまたま見かけました。

Google Street View CarもSelf-Driving Carも初めて見たので、見ることができて良かったです。
終わりに
いつか行きたいと思っていたGoogle I/Oに行くことができて、参加する機会をくださった会社には本当に感謝しております。 初めてGoogle I/Oに行くということで期待が大きい反面、英語にあまり自信が無かったので不安も大きかったのですが、とても良い経験ができたと思っています。
それでは!
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