WWDC 2016現地レポート(Keynote編)

はじめに
こんにちは若林です。 今回は WWDC 2016 初日 Keynote の様子(主に Keynote までの道のり)について現地からレポートします。
会場へ
Check-in編 にも書いたとおり、今年の初日イベントは Moscone Center ではなく Bill Graham Civic Auditorium で開催されます。
会場のキャパシティーが大きく、また周辺の治安が比較的良くないため、当初は明るくなってから向かうつもりでいました。ただ前日の Check-in や、その流れで行ったシリコンバレーツアーですっかり興奮してしまい、その夜はほとんど寝られませんでした。午前4時前くらいに、現地で知り合った方からFacebookのテキストでお誘いをもらい、準備もそこそこで向かうことにしました。
宿泊先の Powell St. から会場までは徒歩で10分程度でした。深夜なのに普通に MUNI のバスが走っていることに驚きました(24h 運行しているそうです)。
会場周辺には警察官とセキュリティー関係者がたくさんいました。やはり治安の問題からか例年よりも警備に力を入れているように見えました。
行列に並ぶ
会場に着くと、すでに200人程度の行列ができていました。
前日のCheck-in の際に気になっていたステージはマスコミ用でした。
折りたたみの椅子を持っている人もいれば、地べたに座っている人もいました。ノベルティーのジャケットを着ている人がほとんどでした。
空気をいれて膨らますタイプのクッション持参の人が注目を浴びていました。
うれしいコーヒーのサーブも
アプリの広告付きコーヒー
だんだんと明るくなってきました。
水色のストラップは一般の参加者、赤いストラップは Scholarships の受賞者に配られていました。
前日に卒業式があったスタンフォード大学の学生さんも Scholarships で参加していました。
会場周辺はこんな感じです。
マスコミの方もたくさん集まっていました。
ランチ会場の準備も着々と進んでいました。
半端ない参加人数をカバーするため、仮設トイレがいくつもありました。 トイレ内の写真はお見せできませんが、無駄に(?)ウッディーな豪華仕様トイレでした。
時折射す日光が冷えきった身体にはありがたかったです。
開場も近くなり、参加者のテンションもだんだんと盛り上がってきます。
以前のノベルティーを着用している人も何人かいました。
置き捨てられる椅子たち。毎年の光景だそうです。。
開場
いよいよ開場の時刻です。大歓声とともに第一陣が入場を開始。テンション最高潮でスタッフとハイファイブをする参加者も。
行列の先頭から200番目くらいに並んでいたのですが、幸い前の方の席に座ることができました。
スクリーンには Swift コードで描かれた Apple のロゴマークが。
会場の様子
Tim Cook CEO の登場で会場は大きな拍手に包まれ、Keynote が始まりました。
Keynoteを振り返って
今回の Keynote は、ソフトウェアのアップデートについての内容が中心でした。その中でも Siri や iMessage といった機能がデベロッパーに開放されたことはインパクトが大きいのではないでしょうか。これによって iOS アプリの利便性が高まっていくことが期待できそうです。
また、 Notifications や iMessage では従来よりもリッチでエモーショナルな表現ができるようになり、アプリを使う楽しさも広がっていくのではと感じました。
つづき
さて、次回は Moscone Center で開催される Sessions や Labs の様子についてお届けしようと思います。 それではお楽しみに!