ベトナムモバイルデー2016 - Booming of Mobile Commerce

はじめまして。新卒2年目 ・エンジニアのNKLです。
ベトナムモバイル市場視察目的として、ベトナム最大級の IT向けのイベント・VIETNAM MOBILE DAY 2016に参加してきました。
私は現在ベトナムにある弊社のラボチームとの架け橋・ブリッジエンジニアとして働いています。母国はベトナムです。

イベントについて少し紹介したいと思います。
- 正式名前:VIETNAM MOBILE DAY 2016 http://mobileday.vn/en/
- 開催場所:ベトナムで三大都市で行われていますが、今回行くのはハノイの方でした。
- テーマ:毎年それぞれテーマが違うのですが、今年のテーマはモバイルコマースです。
- 「Mobile Day」はベトナム産業貿易省支援のモバイル業界に特化したベトナム最大級のカンファレンスで、モバイル業界を牽引するプレイヤーが1,000名以上集い、業界トレンド、ゲーム、テクノロジー、EC、マーケティングなど、モバイルに関連するあらゆる分野の講演を行います。
イベント当日
入り口の様子
イベントの会場は午前8時からオープンで、受付開始。外から行列が出来ています。

受付

3つの会場に分けられ、それぞれのテーマについて発表されます。
1. モバイルビジネス(現状+展開)
2. モバイルEコマース (現状+展開)
3. モバイルテクノロジー



9時からスタート。ベトナムモバイルについての全体発表

モバイルテクノロジーの公演参加:モバイルトラッキングについて

モバイルコマースの公演参加:マスターカードのアジア地域代表の発表

ベトナム国内大手企業のオンライン決済サービス: VTCPay, PaymenWall


都市外の人でも簡単に使える決済サービス: ViViet

MPOS:決済サポートデバイス


発表内容の振り返り
ベトナムのモバイルの現状について日本であまり知られていないと思いますが、まとめると:4,800万人〜約総人口の50%がインターネットを利用していて、その中に3,500万人がスマートフォンやタブレットと言ったスマートデバイスを持っているそうです。スマホの拡大スピードが世界4番目となり、2020年までに今の約3倍増えると予想されています。
しかし、ベトナムではコマースがそれほど発展していません。ネットショッピングなど日本でほぼ皆利用しているのですが、
ベトナムでは、インターネットの利用者の約30%しか利用したことがないそうです。。一番の問題と上げられているのは決済とセキュリティなのです。その問題を解決しようとし、続々と決済サポートツールがでてきます。これで、コマースが活発化させることを期待できますね。まさにベトナム今は: Booming of Mobile Commerce と言えるでしょう。
終わりに
久しぶりに母国に帰って、ベトナムIT業界の流れが非常に速いとビンビン感じています。おかげでベトナムモバイル市場のトレンドを把握でき、弊社の海外展開に少しでも役に立ちたいと思っています。
それでは!